幸せの黄金鯛焼きのこだわり

〜黄金あん誕生秘話〜

ー黄金あんとは?

黄金鯛焼きの「黄金あん」は、鹿児島県種子島にある唯一の市、西之表市の外れにある契約農家で 低農薬と地元も方々に愛情いっぱいに育てられた安納芋を使用しています。 年に一回の収穫を終えた安納芋は掘り出す際に付いた傷が所々に見えます。

そこで、キュアリング倉庫と呼ばれる室温の高い倉庫で2週間ほど寝かされ、発芽を促進し傷を自然治癒します。 綺麗になった安納芋は次に室温と湿度が年間一定に保たれた洞窟のような倉庫に保管し、1か月以上熟成させてじっくりと 糖度を上げていきます。 収穫から3か月以上経って熟成された安納芋は最高糖度40度近くまで上がり、熟したメロンのような果実味に。 これが幸せの黄金鯛焼きで使っている安納芋の甘さの秘密です。

ー黄金あん誕生までの苦労話

「黄金あん」は知り合いの店舗を間借りして始めた1号店の開店時にはまだ未完成でした。 とにかく食べてもらって感想が欲しいので、代表が店前に立ち300人ほど全てのお客様に「黄金あん」の説明をして購入して もらい、『また明日来て、感想聞かせてください!』とお見送り。

お客さんの意見と経験を基に、毎日「黄金あん」の作り方やレシピを変更。 営業時間10時から19時のお店で翌日の仕込みが終わるのは日付の変わった2時ごろ。朝の準備も3時間前には出勤して生地や 餡の状態を確認して営業時には全てのお客さんからヒアリング。

そうこうして20日ほど営業した大雨のある日。 営業中にふと顔を上げると、大雨の中傘をさして30人以上並んでいる長蛇の列。 黄金鯛焼きの「黄金あん」がお客さんに認められたと思った瞬間でした。 そこから約10年、一度も味を変えることなく秘伝のレシピで「黄金あん」の味を守り続けています。

大事に熟成された安納芋は大阪の直営工場へ運ばれて、手作業で「黄金あん」に加工して各店舗へ配送、美味しい鯛焼きの 具材として使われています。 「黄金あん」は『焼き芋のような食感』を追求していますので、余計なものは添加せず加工後冷凍して製造翌日に店舗へ発送。 安納芋の風味や甘さを失うことなくお店で提供しています。

ー黄金あんと相性抜群の粒あん

鯛焼きと言えば粒あん。粒あんの選別は「黄金あん」以上に苦労しました。 幸せの黄金鯛焼きは「黄金あん」が主役です。「黄金あん」と相性の良い粒あんを作ることが必須でした。 食感の強い小豆や大きすぎる小豆は「黄金あん」と喧嘩してしまいます。

また同じく糖度を上げると「黄金あん」の旨みが消されていますので小豆の選別から糖度まで何度も何度も試作を重ねました。 餡に長けた知識と技術を持った大阪の小さな餡工場に通い詰めて、出来上がったのが黄金鯛焼き専用の粒あん。 粒あんの食感を残すために北海道十勝産の小豆と潰れて滑らかさを出すために北米産の大粒小豆をブレンド。 砂糖の甘みで「黄金あん」を邪魔しないために砂糖は一切使用せず、水飴で甘みと滑らかさ、照りを整えています。 そして出来上がったのが黄金鯛焼き専用の粒あんです。

〜1年間試作を行い完成した薄皮生地〜

ー生地

「黄金あん」には難点があります。 一般的に「芋あん」と言われるものは、白あんに芋ペーストを混ぜただけの商品ですが、「黄金あん」は芋そのものです。 そのため芋自体の水分が出てしまい、この水分が皮に回ってしまった鯛焼きは、べったりした食感で美味しくありません。

そこで、私たちがこだわったのは、噛んだ瞬間『パリッ!』そして食欲そそる香ばしい匂いのする薄皮の鯛焼き。 通常は、アメリカ産の流通品小麦粉で作られているのが一般的ですが、「幸せの黄金鯛焼き」は、製粉会社と約1年間の試作を 重ねて、製粉会社が直接取引する北米産の小麦粉を中心に数種の薄力粉などを独自の割合で混ぜ合わせて作っています。

幸せの黄金鯛焼き完全プライベートブランド(PB)商品です。 この配合が、焼き上がりを袋に入れるとどうしても柔らかくなってしまう生地が、袋の温め直し方のとおり温め直すと焼きたての ような食感に戻る秘密です。

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