●競争の激しい業界の中で
商売にもいろいろとありますが、お弁当を移動販売するという方法があります。お弁当の販売業界は、非常に競争の激しい業界であり、さまざまなところが参入しています。そのため、多くの販売会社がいる中で他の会社との差別化を図ることが重要です。
そこで、移動販売という方法はデメリットであった部分を帳消しにできる方法といえます。
それは、ニーズがある場所での販売ができるということです。
ひと工夫するということは、競争の激しさからも当然ですが、目の前で販売しているというのは大きなメリットになるでしょう。
場所を確保することができれば、新規開拓にもつながります。
人が多くニーズがある場所であれば、新規開拓も難しくありません。
ですが、移動販売で新規開拓をするということには、許可申請も必要になってきます。
この申請ということを見逃すと、商売としても始めることはできません。
●販売する時に必要な許可の申請
お弁当の移動販売に必要な申請とは、保健所の許可です。ですが、問題となるのは、全国一律ではないということになるでしょう。許可の内容に関しても異なってくるため、各都道府県の保健所に問い合わせしていくしかありません。
もうひとつ必要なのが、食品衛生責任者の資格取得にあります。講習で取得できるものですが、仕込みをする場所も営業許可を申請している場所でしかできないなど細かな問題もあることを忘れてはいけません。場所を借りて販売するといったことも、新規開拓では必要になってきます。
移動販売に関する取り締まりは厳しくなってきていることもあり、お弁当を売るというだけではうまくいかな時代です。販売できる場所も限られてくるため、許可を取るということも必要になってきています。新規開拓ができる良い場所を見つけることができれば、お弁当の移動販売という方法は、短時間でも大きな売り上げをあげることができることは間違いありません。そのためにも、うまく活用できるパートナーなどを見つけながら進めていく必要があるでしょう。